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2015/05/21[News]

価格

価格について

多久和直利


今、ブランドを創設して12年目を走っています。


ブランドの草創期から追い風の航海が続いている僕たちですが、
過去を振り返ると何度か危うい局面がありました。
言葉を選ばずに申し上げると、倒産の危機。

その理由は様々なれど、ピンチを救ってくれたのはいつでも、
全国のお取り扱いディーラー様であり、関係工場であり、
何よりもエンドユーザーのお客様でした。

僕らもまたお客様の笑顔なるものを求め、
ブランドを運営させて頂いておりますが、
その好循環のスパイラルが12年のブランド年鑑を作り上げていると考えております。


glambのアイテムは、国内はもとより、
中国、韓国、パキスタン、香港など生産国が多岐に亘ります。

世界各地から輸入された綿花を、経済発展に大きく寄与した、日本の紡績力で仕立てた糸は魅力的ですし、
中国ならではの幾通りもの手法でフィニッシュした豊富な種類のレザーから1つに絞る事は心の踊る非常に楽しい仕事です。

どの産地を選べばお客様の笑顔がより崩れるかという事を考え、
適材適所に仕事をお願いしておりますが、
昨今、資材高騰や為替変動が理由で値段設定に影響を及ぼしております。


5年前に10000円でリリースしていたものを、全く同じクオリティ・同じ場所で作り、
同じ原価率で値段を設定したら、おそらく13000円という値付けになります。


2008年にはじめてglambからリリースしたレザーダウンは
それ以降秋冬コレクションの目玉となりましたが、
5万円後半だった上代は昨年遂に7万円を更新しました。

その理由はすでに述べた通りで、
1年経った今も依然としてモノ作りにおける環境は厳しくございます。


ですが、それはこちらの事情。
資材高騰や為替変動の煽りがなかった良き時代の水準に上代を戻しました。

price.jpg

お客様の笑顔がさらにくしゃくしゃに崩れるのであれば、
原価率なんてちっぽけな枷は外してしまおうというのが、今季僕たちが出した回答です。


私事ですが今年の2月に結婚を致しました。
独り身の生活から、お嫁さんとの生活となり、
縁があれば子供もその輪に加わってくれる事と思います。
月並みですが笑顔の絶えない円満な家庭を築きたいと思っております。

我々glambも同様、お客様と笑顔の輪を広げると共に、
この先何十年と一緒の時を刻む事が出来たらこんな嬉しい事はありません。


これからもどうぞ宜しくお願い致します。